映画「パフューム」を観ました。
18世紀後半のフランスが舞台のサスペンス映画です。
どこか人間として欠けていながらも、生まれついての驚異的な嗅覚を持ち、一切の体臭を持たない主人公が、自分が生きた証として 究極の香水 = 美しい女性の香り を追い求めて、連続殺人鬼と化していく姿を描いた作品ですが、何と言うかサスペンスというよりも、不思議な味わいのある文学的な香りのする映画でした。
映像も品格が有るけど、音楽にも気品が有りましたね。
ちょっと気分が悪くなる映像が出てくる、とか言うのを聞いていたので覚悟をして観ましたが、私的には何の問題もない映像でしたね。
全体的に暗い印象の映画ですが、まぁ副題を見れば分かるとおり、内容的には倫理観の薄い人殺しの話ですものね。
でも愛のない生を送る幸の少ない男の話なのですが、彼が唯一愛を感じたのは、最初に手をかけてしまった名も知らぬ若き女性に対してなんだろうなぁ、と思わせる場面が何度か有り、香りの映画であると共に、愛を描いた作品でもあるんだなと思いました。
内容が重すぎて、二度も三度も観たいと思うような作品では有りませんが、観て良かったと思う作品でも有ります。
今のところ私が今年観た映画の中では、この作品がNo.1ですね。
18世紀後半のフランスが舞台のサスペンス映画です。
どこか人間として欠けていながらも、生まれついての驚異的な嗅覚を持ち、一切の体臭を持たない主人公が、自分が生きた証として 究極の香水 = 美しい女性の香り を追い求めて、連続殺人鬼と化していく姿を描いた作品ですが、何と言うかサスペンスというよりも、不思議な味わいのある文学的な香りのする映画でした。
映像も品格が有るけど、音楽にも気品が有りましたね。
ちょっと気分が悪くなる映像が出てくる、とか言うのを聞いていたので覚悟をして観ましたが、私的には何の問題もない映像でしたね。
全体的に暗い印象の映画ですが、まぁ副題を見れば分かるとおり、内容的には倫理観の薄い人殺しの話ですものね。
でも愛のない生を送る幸の少ない男の話なのですが、彼が唯一愛を感じたのは、最初に手をかけてしまった名も知らぬ若き女性に対してなんだろうなぁ、と思わせる場面が何度か有り、香りの映画であると共に、愛を描いた作品でもあるんだなと思いました。
内容が重すぎて、二度も三度も観たいと思うような作品では有りませんが、観て良かったと思う作品でも有ります。
今のところ私が今年観た映画の中では、この作品がNo.1ですね。
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