2017年7月7日金曜日

日タイ修好130周年記念特別展

上野の東京国立博物館に「日タイ修好130周年記念特別展「タイ 〜仏の国の輝き〜」」を観に行きました。





展示品は主にタイの仏像で、概ね年代別・タイの王朝別に展示されていました。

上座仏教(昔は小乗仏教と言いましたが)が人々の暮らしに根付いている仏教国タイらしい展示で、日本のお寺の御本尊となる仏像の多くが木を彫って作られているのに対して、特に初期の頃の仏像が石を彫って作られていたようで、文化の違いを感じます。

また仏像のお姿も日本人の目から見ると異国情緒があるというか、表情や姿勢が日本のものとは違っていて、でも古代インドの仏像との少し違っている風で興味深かったです。

観音像などには、どこか艶めかしいような雰囲気があって、面白かったですね。


2017年6月30日金曜日

映画「ヒア アフター」

臨死体験と死後の世界を主題にした映画「ヒア アフター」をAMAZONビデオで観ました。

取材先のアジアで津波に呑み込まれ、仮死状態から生き延びたフランス人ニュースキャスターのマリー(セシル・ドゥ・フランス)、霊能力を使うことに疲れて低賃金の労働者として働いているアメリカ人霊能者ジョージ(マット・デイモン)、双子の兄を亡くし、アル中の母親から里子に出されたイギリス人の少年マーカス(フランキー・マクラレン)。この3人それぞれの悩める物語が進行していきますが、終盤になってロンドンに集まった3人の人生が交差するというヒューマン・ドラマです。





死者と繋がる能力があったり、臨死体験をしたり、身近な大切な人を亡くしてうち塞がれたりと事情は違いますが、それぞれが生と死について考え、自分なりの答えを見つけようと苦悩する姿を描いています。

しかしテーマは奥深いのですが、どこか消化不良と言った印象を受けました。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ヒア アフター [ マット・デイモン ]
価格:1000円(税込、送料無料) (2017/7/7時点)





2017年5月6日土曜日

宝塚星組「スカーレット・ピンパーネル」

東京宝塚劇場に宝塚星組公演「スカーレット・ピンパーネル」を観に行きました。

昨年の11月に石丸幹二と安蘭けいが主演した舞台を観ましたが、宝塚では久しぶりです。

パーシーとマルグリットを演じる星組のトップ・コンビは紅ゆずると綺咲愛里ですが、二人とも歌があまり上手ではないようです。ミュージカルで歌が上手でないのは少々厳しいかな・・・。

これが宝塚オリジナルであれば、何とでもなるのかもしれませんが、元がブロードウェイのミュージカルですので、ある意味ごまかしが効かない。

しかも、トップ・コンビだけでなく、出演者が皆さんあまり上手でない・・・。そのせいか、観ている内に紅ゆずるの歌がそんなに悪くないかも・・・と思えてきます。

唯一、敵役であるショーヴランを演じた二番手スターの礼真琴だけは良かったですけどね。

ただビジュアルは悪くなかったと思います。

特に綺咲愛里のマルグリットはキレイだったし、少し高飛車な感じの役が似合っていました。

「スカーレット・ピンパーネル」は愛し合う夫婦のすれ違いを描いているし、フランス革命で処刑される貴族を救う組織の冒険の話でもあって、波乱万丈・絢爛豪華で宝塚向けの作品です。

尚且つオルツィの原作小説をコメディ風に脚色していますので、あまりハズレがないし人気もあると思いますけど、でも出来ればもう少しミュージカルとしての完成度が高いと良いかなとは思います。





2017年4月23日日曜日

ミュージカル「王家の紋章」

 家内と帝国劇場に東宝のミュージカル「王家の紋章」を観に行きました。

 考古学を研究しているアメリカ人の少女が、ピラミッドの発掘現場で王家の棺に触れたことから、古代エジプトの呪いを受けて、その時代のエジプトにタイムスリップしてしまう、というような内容のミュージカルです。





 原作は少女漫画のようですが、何となくスッキリとしないお話という感じを受けました。古代エジプトに一人転移させられた少女が、現代の感覚で王に意見したり、現代の知識で奇跡を起こしたりする展開はまずまずですけど、お終いの方が何やら中途半端な気がします。

 演出家の荻田浩一さんは宝塚歌劇の演出家だった方ですから、どことなく宝塚っぽい雰囲気も感じました。

 古代エジプトにタイムスリップする少女キャロルはダブル・キャストのようですけど、私が観た舞台では元AKB48の宮澤佐江が演じていました。そのキャロルが古代エジプトで出会い恋に落ちるファラオ・メンフィス役は浦井健治、キャロルに呪いをかけるメンフィスの姉アイシスは濱田めぐみ、エジプトの賢人イムホテップは山口祐一郎が演じています。

 主役二人が特に下手というわけではないのですが、山口祐一郎をはじめとした脇役が上手に歌うので、主役が少し物足りない印象を受けましたが、家内は特にそんな風には感じなかったそうです。

 全体的には楽しめるミュージカルだと思います。





2017年4月20日木曜日

大英自然史博物館展 良かったです。

大英自然史博物館展」を観に行きました。

8000万点の収蔵標本があるという大英自然史博物館の中から、選りすぐりの所蔵品を展示しているという展覧会です。

春休みの間は混雑しているだろうと、この時期まで待った甲斐があって、開館と同時くらいの時間に入館したのですが、平日ということもあって予想外にじっくりと見学できました。

さすがの大英博物館で、展示品も見ごたえ満点でしたが、展示の仕方や展示品の動画などに工夫が凝らしてあって、観ていて飽きません。特に化石や骨格の標本などはすごかったですね。

三葉虫の化石は、よくこんな化石が残っていたねと思うほど特徴が分かりやすかった。





今回の展示品の目玉の一つの始祖鳥の化石も有名ですけど、現物をこの目で観られるとは思いませんでした。更に始祖鳥の化石から始祖鳥が復元されて博物館内を飛び回る動画などがあって、こんな風に化石化したのかと分かりやすくて素晴らしい。





骨格標本はサーベル・タイガーやナマケモノの先祖やら恐鳥モアなどに迫力がありました。動画以外は原則として写真撮影がOKなのもうれしいですね。





チャールズ・ダーウィンの「種の起源」の手稿が展示されていたのにも感動しました。





この展覧会は是非観に行くべき展覧会ですね。とても良かったです。





2017年4月7日金曜日

映画「高慢と偏見とゾンビ」

観ようと思って見損なった2016年公開の映画「高慢と偏見とゾンビ」をAMAZONビデオで観ました。

何年か前にオースティンの不朽の名作恋愛小説「高慢と偏見」にゾンビをマッシュアップさせて評判になったセス・グレアム=スミスの原作小説が、ついに映画化されて登場した作品。

原作を読んだ時に、映画化権をナタリー・ポートマンが購入して映画化される予定と解説かなにかで読んだ記憶がありましたが、やっと公開されたかという感じです。

感染者がゾンビ化するという謎のウィルスが蔓延する18世紀末のイギリスを舞台にして、平和な田舎町ロンボーンに越してきた裕福な紳士ビングリーの友人ダーシー(サム・ライリー)が、ロンボーンの名家ベネット家の次女エリザベス(リリー・ジェームズ)に惹かれるという基本は抑えながらも、そこに人間を襲うゾンビを絡ませて進行するアクション・ファンタジイです。





セス・グレアム=スミスの小説は、ジェイン・オースティンの原作に案外と忠実でしたが、映画となるとそうも行かないみたいで、かなりアクションに偏った印象です。

結果的に格調の高さと奥床しいロマンスの要素が薄れてしまい、奇妙なゾンビ・アクション映画になってしまったように思います。

そういう意味では、期待はずれだったというのが正直な印象ですけど、原作とか知らずにゾンビが登場する風変わりな恋愛アクションだと思って観ている分には、この映画はこの映画なりに面白いとは思います。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

高慢と偏見とゾンビ [ リリー・ジェームズ ]
価格:3078円(税込、送料無料) (2017/4/22時点)





2017年4月3日月曜日

宝塚宙組公演「王妃の館 -Château de la Reine-」

東京宝塚劇場に宝塚宙組公演「王妃の館 -Château de la Reine- / VIVA! FESTA!」を観に行きました。

「王妃の館」は浅田次郎の原作小説をミュージカル化したコミカルな舞台で、何となく少女マンガを元にした作品みたいだなと感じました。

太陽王と呼ばれたルイ14世が残した館を利用したフランスの高級ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)」に、日本のツアー会社が客を送り込む。実は「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」は経営難に苦しみ、ツアー会社も倒産目前の状態で、何とこの会社は裕福な客を集めた高額なツアーと格安ツアーの両方で客を集め、ホテルの部屋をダブル・ブッキングしていた。

高額ツアーの客の一人でスランプ気味の恋愛小説家・北白川右京(朝夏まなと)は、このホテルで新作を執筆しようとするが、なかなか良いアイディアが浮かばない。

そんなところに、館を建てたルイ14世の亡霊(真風涼帆)が現れ、かつての自分の秘められた恋の物語を語るのだが・・・。


変人や曰く有りげな人物揃いのツアー客が巻き起こすドタバタ喜劇と人情ドラマが展開されていきますが、本当に浅田次郎原作??と思うような出来栄えで、原作小説を読んでみたくなりました。

どこもかしこもハッピーなエンディングなのも平和で良いけど、内容的には薄い感じですね。


「VIVA! FESTA!」は世界各地の祭りをテーマにしたというショーで、華やかというよりは賑やかで楽しいショーでした。

YOSAKOIソーラン祭りの和太鼓のリズムが印象深くて、特にそういう印象を持ったのかも知れませんね。

テーマが一貫していて良かったと思います。