映画「幸せのレシピ」、良かったですね。

 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演の映画「幸せのレシピ」を観ました。

 レストランで名シェフとして活躍するケイト。料理一筋というよりも、自分の人生には料理しかないと思いつめていて、毎日の生活に余裕がなく、料理が絡むと客の都合も考えずに頭に血が上る性格で、レストラン・オーナーの命令でセラピーを受けている。

 しかし愛するただ一人の姉の急な事故死により、残された姪のゾーイを引き取ることになってしまい、しかも姉の死により落ち込んだケイトが休暇を取らされていた間に、ニックという男性がいつの間にか副シェフとして雇われてケイトの職場にいる。

 ゾーイとの慣れない暮らしで精神をすり減らしているところに、ケイトとは全く性格の合わない陽気なニックの存在が気にさわるが、しかし・・・・。

 なんていう感じのハート・ウォーミング系の映画で、鑑賞しながら笑ったり、しんみりしたりして、楽しい時間が過ごせました。

 キャサリン・ゼタ=ジョーンズが、勝気で美人だけどどこかずれているシェフを上手に演じているし、ニック役のアーロン・エッカートも明るい演技で誠実な男をうまく表現しているし、9歳の姪ゾーイを演じているアビゲイル・ブレスリンが芸達者の子役で、とても良かった。

 やっぱり映画はこういう作品の方が、ゆったりと楽しめて私は好きですね。

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