本日公開の、スティーヴン・キング原作の映画「ミスト」を観てきました。
イラストレーターのデイヴィッドが絵を描いている最中に嵐により停電が起き、庭の木が倒れこんで、せっかくの作品をダメにする場面から映画は始まる。
嵐が去った翌日、デイヴィッドの家の前に広がる湖の先には濃い霧が発生している。妻に買い物リストを渡され、隣人の弁護士ノートンと息子のビリーを連れてスーパーマーケットに向かうが、途中何故か軍の車両と何度もすれ違う。
着いた先のスーパーは、昨日の嵐の影響で大混雑。携帯電話は不通で公衆電話も繋がらない中でレジに並んでいる時に、ひとりの男性が血だらけになりながら駈け込んで来て叫ぶ。「霧の中に何かがいる」と。
いつの間にか店の外は深い霧に囲まれていた・・・。
というような出だしから始まるホラー・サスペンス映画で面白かった。霧の中から現れる怪物たちは、けっこうおぞましくて、ちょっとエイリアンを連想させるようなシーンも有ったし、スーパーの中に閉じ込められた人間同士の諍いというか対立も緊迫感がうまく出ていた。
しかし以下ネタばれになるので、これから映画を観ようと思う方は、読み飛ばして頂きたいのですが。
あそこまで必死になって生き延びて、苦難を乗り越えた人たちが迎えるラスト・シーンとして、この終わり方は納得行かない感じがします。手に力を入れて緊張して観て疲れている時に、その疲れを癒してくれるのは最後のハッピー・エンドのはずが、ああいう終わり方をされては疲れが取れない。
ヴァン・ヘルシングに感じたような、こんな風に終わらせる理由が何かあるの?という気分を又感じてしまった。所詮作り物の世界なのだから、スッキリした気分で映画館を出たいと思います。
ただエンディングのタイトル・ロールで音楽が流れずにヘリの音やら戦車やクルマの音を流すのは、最後まで緊張感を示していて面白い試みでした。
とても面白い映画だったけど、もう一度観たいという気分になれないなぁ・・・。
イラストレーターのデイヴィッドが絵を描いている最中に嵐により停電が起き、庭の木が倒れこんで、せっかくの作品をダメにする場面から映画は始まる。
嵐が去った翌日、デイヴィッドの家の前に広がる湖の先には濃い霧が発生している。妻に買い物リストを渡され、隣人の弁護士ノートンと息子のビリーを連れてスーパーマーケットに向かうが、途中何故か軍の車両と何度もすれ違う。
着いた先のスーパーは、昨日の嵐の影響で大混雑。携帯電話は不通で公衆電話も繋がらない中でレジに並んでいる時に、ひとりの男性が血だらけになりながら駈け込んで来て叫ぶ。「霧の中に何かがいる」と。
いつの間にか店の外は深い霧に囲まれていた・・・。
というような出だしから始まるホラー・サスペンス映画で面白かった。霧の中から現れる怪物たちは、けっこうおぞましくて、ちょっとエイリアンを連想させるようなシーンも有ったし、スーパーの中に閉じ込められた人間同士の諍いというか対立も緊迫感がうまく出ていた。
しかし以下ネタばれになるので、これから映画を観ようと思う方は、読み飛ばして頂きたいのですが。
あそこまで必死になって生き延びて、苦難を乗り越えた人たちが迎えるラスト・シーンとして、この終わり方は納得行かない感じがします。手に力を入れて緊張して観て疲れている時に、その疲れを癒してくれるのは最後のハッピー・エンドのはずが、ああいう終わり方をされては疲れが取れない。
ヴァン・ヘルシングに感じたような、こんな風に終わらせる理由が何かあるの?という気分を又感じてしまった。所詮作り物の世界なのだから、スッキリした気分で映画館を出たいと思います。
ただエンディングのタイトル・ロールで音楽が流れずにヘリの音やら戦車やクルマの音を流すのは、最後まで緊張感を示していて面白い試みでした。
とても面白い映画だったけど、もう一度観たいという気分になれないなぁ・・・。
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