「イン・ハー・シューズ」を観ました

 キャメロン・ディアス、トニ・コレット主演の映画「イン・ハー・シューズ」をDVDで観ました。

 やり手の女性弁護士だけど容姿には恵まれず、それを自覚している姉ローズ(トニ・コレット)と、美貌の持ち主でありながら難読症で、本人も周囲の人間も頭が悪いと思っていて、少し奔放な性格の妹マギー(キャメロン・ディアス)。

 この性格の正反対だけど心の奥深いところでは強く結ばれている姉妹が、ぶつかり合い反目しあいながらも母方の祖母エラ(シャーリー・マクレーン)と出会って、家族の絆を再確認していくまでを描いた作品です。

 良かったですね。姉妹2人の物語も良いけど、フロリダの地で隠棲生活をおくっているエラやお年寄り達がとても良い。

 歳をとったらこういう風に生きてみたいと思う。勿論実際には一人で生活する孤独や、身体の自由が利かなくなるつらさ、現役を引退する寂しさなど、問題は沢山有るはずですけど、それを乗り越えて明るい気持ちで生きていけるのならば、それはとても素敵なことのように思えます。

 シャーリー・マクレーン、久しぶりに見たけど良いなぁ。歳をとっても女優として輝き続けられると言うのは素晴らしいですね。

 私は彼女が主演する映画「アパートの鍵貸します」が、実はとても好きなので、元気な姿を見るととてもうれしい気がします。

 内容的にも良い作品で、ちょっと感動しました。

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