インクレディブル・ハルク

 アメコミが原作の映画「インクレディブル・ハルク」を観ました。

 最強の兵士を作る事を目的にした人体改造の実験中に、それとは知らずに突発的に起こった事故で、緑色の怪物「ハルク」に変身してしまう青年化学者の苦悩と活躍を描くSFアクションで、2003年作成の映画のリメイク。

 恐怖や怒りなどの感情が高まると自分を忘れ、凶暴で不死身の巨人ハルクに変身してしまうブルース・バナー(エドワード・ノートン)は、何とか治療薬を作りたいと、彼を探す米軍から姿をくらましてブラジルの街に潜伏していたが、潜伏先を発見した軍の特殊部隊に襲われ、辛うじてかつての恋人ベティ(リヴ・タイラー)の元に現れる。

 強さを追求するがあまり、ハルクと同様のものを求めて自らが怪物となってしまう特殊部隊兵士ブロンスキー(ティム・ロス)と、愛するものを守るために対決するハルク。

 ただ強ければ良いというのとは違う、自分を見失って怪物に変身してしまう恐怖と、その技術を軍事に利用させまいとする行動が、ただのヒーロー物とは一味違った作品にしています。

 なかなか迫力が有る作品で、面白かったですね。



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