トスカーナの休日を観ました

 DVDで映画「トスカーナの休日」を観ました。

 サンフランシスコに住む女流作家フランシス(ダイアン・レイン)が、愛し合っていると思い込んでいた夫と破局して、友人のパティ(サンドラ・オー)に薦められてイタリア・トスカーナに出かけ、300年前に建てられたという家を衝動買いして住むようになる。

 離婚によって落ち込んでいたフランシスの気持ちが、傷んでいた家を修復したり地元の人たちと触れ合ったりしていくうちに癒されていく。

 そういう風なベストセラーとなった小説を映画化した作品です。

 まるでイタリアの観光案内のように美しい画面で、伝統に基づいた美しい土地で何かを変えたいと言う気持ちでイタリアに来たアメリカ女性の再生の物語という点では、ちょっとキャサリン・ヘップバーン主演の名作「旅情」を連想してしまいました。

 時間の流れがアメリカとも日本とも違っているような、ヨーロッパのどっしりと地に着いた生活が、当然理想化されてはいますけど、とても素敵な感じで、こういう映画はきっと又観たくなるような気がする。

 多分女性はこういうのに憧れるんでしょうね。


 しかし理想の恋人.comを観た時にも感じたけど、ダイアン・レインは随分と歳取りましたね。私より若いと思うのですけど、何だか落ち着いてしまった感じがする。

 でも女優として味わいが出てきたようです。彼女に合った作品でした。


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