実写版の「蟲師」を観ました

 AKIRAの大友克洋の監督作品、実写版の映画「蟲師」をDVDで観ました。

 明治初期あたりをイメージした時代が舞台。

 母と二人旅の途中、崖崩れで母を失ったユキは、白髪で碧眼の女性ぬいに助けられる。ぬいは常人の目には見えぬ蟲と呼ばれる怪異を起こす生き物を見ることが出来、それ故に人に取り付いた蟲を退治できる蟲師だった。


 ぬいの元で暮らすうちに、ユキは蟲の影響を受けて白髪碧眼となり、記憶を失ってギンコと名乗り、蟲師となって諸国を巡り、蟲に取り付かれて悩む人を助けるようになる。


 原作もアニメも観ていないと、実写版の映画だけでは分かりづらいという話しでしたが、別にそんな事もなく、なかなか面白い作品でした。おどろおどろしい雰囲気が漂う割りには、ホラーという訳ではなく、ある種の人間ドラマが展開されているみたいです。


 ギンコ役のオダギリジョーが、飄々とした感じで良かったですね。

 ラストがちょっと分かりづらかったのですけど、これはまぁ仕方がないのかな。

 アニメを見ていなかったので、今度DVDを借りてみようかなと思います。こういう話は私は結構好きですね。


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