「もしも昨日が選べたら」を観ました。

 DVDで映画「もしも昨日が選べたら」を観ました。

 キレイで良く出来た妻と2人の子供を持ちながらも、家族よりも仕事優先の建築士マイケル(アダム・サンドラー)は、夜更けにリモコンを買いに出かけて、如何にも怪しげな店員モーティ(クリストファー・ウォーケン)から、新製品だと言うリモコンを貰う。

 ところがこのリモコンは、TVなどの操作が出来るだけでなく、自分の周りや人生そのものを早送りしたり消音したり出来るリモコンだった。

 妻ドナ(ケイト・ベッキンセール)との口論を始め、子供達や両親など家族との面倒な時間や、わがままな上司とのやり取りや仕事などを早送りしはじめたマイケルは、その効果に驚くが、もちろん良い事ばかりが続くとは限らない・・・。

 こんな展開の物語でした。

 人生にはつらい事、悲しい事、面倒な事が沢山有るけど、それにも増して楽しい事、感動する事、そして辛くてもそれに立ち向かわなくてはいけない事が有ります。

 結局マイケルは家族よりも出世、いつも楽する道を選んで、辛い事をスキップしてしまうが、その事に気が付いた時には自分ではどうする事も出来ない状態になってしまっている。

 内容的には、ディケンズの「クリスマス・キャロル」を思わせるような感じの作品で、何だか観終わった後で家族とか人生について色々と考えてしまいました。


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