2008年11月30日日曜日

ストレイト・ストーリー

 DVDでデビッド・リンチ監督の映画「ストレイト・ストーリー」を観ました。

 アイオワ州で娘のローズと2人暮らしをしている73歳のアルヴィン・ストレイトは、ある日10年来仲たがいをしていた兄ライルが心臓発作で倒れたと連絡を受ける。

 アルヴィン本人も、糖尿病で目は良く見えないし、腰を痛めて長い間立っているのも辛い。歩くのにも2本の杖を使っているような状態で、自分の人生の先も見えている。

 そういう中で、これを機にライルと和解しようと決心したアルヴィンは、自宅から560キロ離れたウィスコンシンへ、小さなトラクターに自作のトレイラーを付けて旅する事を思いつく。

 美しいアメリカの田舎道を、73歳のお年寄りがちっぽけなトラクターを運転しながらひたすら進むと言う一種のロード・ムービーですけど、こんなに感動したロードム-ビーを観るのも久しぶりと言う感じです。

 何かを声高に主張する映画ではないけど、途中で出会う色々な人々との触れ合いや、73年の人生の回顧などなど、それにこういう事をする人に対する暖かい目というのは、何かアメリカという国は日本とは違うなと思わせてくれます。

 大した事件は起こりませんけど、観ているだけで思わず口がほころんできたり、少し応援したりして、気持ちが暖かくなってくる映画でした。


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