ペネロピ

 映画「ペネロピ」をDVDで観ました。

 先祖が魔女にかけられた呪いのせいで、豚の鼻を持って生まれた名家のお嬢様ペネロピ(クリスティナ・リッチ)。この呪いを解くには、ペネロペと同じ名家の仲間が彼女に永遠の愛を誓うことだという。

 ペネロピが生まれた事にショックを受けながらも娘を深く愛する母ジェシカ(キャサリン・オハラ)は、名家の独身男性とペネロピをくっつけようとして片端から合わせるのだが、誰もがペネロピの顔を見ただけで逃げ出してしまう。

 そんな時、没落した名家出身のマックス(ジェームズ・マカヴォイ)が現われて、二人は惹かれあうようになるのだが・・・。というようなファンタジックなロマンティック・コメディ。

 豚の鼻を持つからと外に出してもらえなかったペネロピが、とても素直な良い娘に育ち、マックスとの仲が進展しなかったショックから、気持ちを切り替えて前向きに生きていく辺りが、とても勇気ある行動で中々出来ませんね。

 クリスティーナ・リッチという女優さんは、昔子役時代にアダムス・ファミリーに出演していて何となく不気味な女の子を好演していて、スピード・レーサーとかにも出演していた個性的な女優さんだけど、可愛いとかの次元を超えた魅力が有るように思います。

 この作品は彼女あればこその作品と言う感じがしました。

 思っていた以上に面白い作品でしたね。


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