僕のニューヨークライフ

 ウディ・アレン監督作品「僕のニューヨークライフ」をDVDで観ました。

 21歳のコメディ・ライタージェリー(ジェイソン・ビッグス)は小説家に転進したいと考えているが、報酬が高い割にはダメなマネージャー(ダニー・デヴィート)はつまらない仕事ばかり見つけてくるし、夢中になっている恋人アマンダ(クリスティナ・リッチ)とは6ヶ月もベッドを共に出来ない。しかも彼女は浮気をしている。

 そんな彼の相談相手は先輩コメディ作家のドーベル(ウディ・アレン)だが、ドーベルは興味深いけど極端な意見ばかりを言い出す。


 何だか如何にもウディ・アレンの監督作品というような気が効いて皮肉に満ちた都会的な作品という気がします。

 一応ラブ・コメディという範疇に入っているようですけど、あまりラブコメという感じはしないですね。シャレた青春物語と言う方が正しい感じがします。

 個人的にはもっと能天気なラブコメの方が好きです。この作品の方が奥が深いとは思いますけど、主人公と周囲の身勝手な人間を見ているとちょっとイラつく。


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