マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

 ダスティン・ホフマンとナタリー・ポートマン主演の映画「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」をDVDで観ました。

 243歳になるという不思議な魔法使いのマゴリアムおじさん(ダスティン・ホフマン)が経営しているおもちゃ屋の支配人をしているモリー(ナタリー・ポートマン)は、少女の頃には天才ピアニストと呼ばれていた若い女性。

 でも作曲がうまく行かず、自分に自信を失いかけている。

 そんなある日、マゴリアムおじさんが店をモリーに譲って自分は消えると言い出す。最初は引退して旅行にでも行くのかと思っていたモリーだが、消えるの意味はこの世から居なくなる事だと知り、しかもマゴリアムおじさんの魔法で生き生きしている店は、魔法を持たない自分の力ではどうしようもないと困り果ててしまう。

 モリーはマゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋を守っていけるのか・・・。


 何と言うか、ファンタジィというよりも一種のおとぎ話という感じですね。魔法のおもちゃ屋というのはとても夢が有るけど、お客さんがごく普通に馴染んでいるようで普通は有り得ない。

 気になる人は子供だましか?と思う作品かも知れませんが、こういう設定が気にならない人が観るとなかなか素敵なお話という印象を受けると思います。

 実は私はこういう映画はキライじゃないです。けっこう楽しめました。


 今日は時間が有ったので、もう一本DVDを観ました。「ピアノの森」です。

 映画公開時に映画館で観ましたけど、私はこのピアノの森は原作も好きだし、映画もそんなに悪い出来でもないと思っています。

 原作マンガでは当然音は存在しないし、そこが想像の余地があって良いんですけど、こうしてアニメ化してピアノの音が入ってきても、超一流のピアニストが弾いているからクライマックスのピアノコンクールのモーツァルトに違和感がない。

 原作と比べなければ、良い作品だと思います。


 

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