一票の格差の是正

 いよいよ来月の終わりには衆議院選が有ります。

 下馬評では民主党有利で、自民党は下野するのではないかと言われているようですけど、果たしてどういう審判が下されますか。興味深いです。


 ただいつも国政選挙のたびに思うのは、一票の格差というやつです。

 確かに今の選挙制度であれば、完全に公平にするのは中々難しいものが有ると思いますけど、それでも一票の値打ちが選挙区によって倍以上も違うと言うのはいかがなものでしょうか。これでは公平な結果が得られるとは到底思えません。


 一人一票実現国民会議は、「一人一票を実現する」ために各界の賛同者を得て発足した、一票の格差をなくす為の国民運動です。

 格差をなくせとお題目を唱えたところであまり実効性はないのでしょうけど、この運動のハッキリしている点は、「一人一票未満は憲法に違反していない」と主張する最高裁の裁判官に国民審査権を使って不信任投票しましょうと呼びかけていることです。

 今まで最高裁裁判官の名前に×点など付けた事ないけど、本当はこれも議員を選ぶ選挙と同じように大切な事なんですね。

 実際にそういう行動をとるかどうかは別にして、こういう制度や運動があることを知っておくのは大切な事ですよね。




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