映画「フェイクシティ ある男のルール」

 映画「フェイクシティ ある男のルール」をDVDで観ました。

 正義のためなら手段を選ばないロス市警のラドロー刑事(キアヌ・リーヴス)は、気が短く順法精神に乏しく悪党は平気で射殺するいかれた刑事と思われている。

 しかし実際には任務中にもウォッカを飲まずにはいられない状態にいる。その彼を内部監査官に売ったとウワサされる元パートナーのワシントンが彼の目の前で覆面をした二人連れの男に射殺され、ラドローは事件の真相を掴むべく調査を開始する。

 あまりに過激なために周りから浮いている孤独な一匹狼の刑事を主人公にしたアクション・サスペンスです。

 脚本があのジェイムズ・エルロイで確かにL.A.コンフィデンシャルと少し雰囲気が似た作品と言う印象はあります。

 キアヌ・リーヴスって何となく優男という印象を私は持っているのですけど、出演作を見ると案外とアクション・スターという面も強いのですね。こういう短気で乱暴で直情的な男という設定の人物もいくつか演じていますけど、個人的には彼には今ひとつ似合わないように思います。

 作品的にはそんなに驚くほど良い作品でも悪い作品でもなかったですね。


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