「JUNO/ジュノ」を観ました。

 DVDで映画「JUNO/ジュノ」を観ました。

 16歳の少女ジュノ(エレン・ペイジ)が友達のブリーカー(マイケル・セラ)と興味本位でセックスをして妊娠してしまう。

 最初は中絶をする積りが気が変わり、出産を決意して養子求むの広告から自分で里親を探して出産する。

 両親とのつながりの発見、里親となる裕福な夫婦を始めとした色々な人との出会いなどを通して、少し変わり者の少女ジュノが成長していくさまを描いたヒューマン・コメディーです。

 昔だったらセンセーショナルな話題だったと思いますけど、けっこう妊娠した少女も周りも冷静に物事を受け止めている感じで、少女もおなかが大きくなっても普通に学校に通っているし、父親の少年に責任がどうのというのもない。

 けっこうあっけらかんとした雰囲気が時代は変わったと思わせてくれる。

 最初は考えの足りない風変わりな不良娘の話かと思いましたが、ごく普通に展開して行って家族とか夫婦とか愛とか子育てとかを考えさせてくれるし、何よりも自然体に行動するジュノが観ているうちに魅力的になっていきます。

 ジュノの両親のスタンスがまた良い。特に父親の態度。ああいう態度は私だったら絶対に取れない。

 予想以上に面白い作品でした。



JUNO/ジュノ

コメント