映画「サイドウェイズ」

 映画「サイドウェイズ」を観ました。中年男性の青春ストーリーって感じのロードムービーで楽しい作品でした。

 ロスのレストランの店長をしている大介(生瀬勝久)の結婚式に呼ばれた売れない脚本家の道雄(小日向文世)。語学留学で来ていた割には20年振りのロスに戸惑い、英語もスッカリ忘れてウロウロするばかり。

 結婚式までの1週間を思い切り遊んで過ごしたい大介と、そんな大介を危惧する道雄の二人は、カリフォルニア・ワインのメッカのナパ・バレーへドライブ旅行に向かうが、そこにはかつて道雄が家庭教師をして、少し憧れの気持ちもあった麻有子(鈴木京香)が暮らしていた。

 麻有子と再会してかつての気分を取り戻す道雄と、結婚を間近にしながら麻有子の友人ミナ(菊地凛子)に心惹かれる大介の、40代の男二人の行く先は・・・。


 ちょっと気が利いた映画で未だに人生に悩む中年男性二人のおかしな旅がユーモアいっぱいに描かれている。

 主な出演者は日本人ですけど、でも元々アメリカ映画のリメークだし監督もアメリカ人だし、雰囲気は日本映画よりもアメリカ映画の雰囲気です。

 笑える場面も多いし、共感する場面も多いし、ハリウッド大作ばかりでなくこういう映画も良いものです。

 面白い作品でした。

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