2009年11月21日土曜日

春にして君を想う

 1991年製作のアイスランド・ドイツ・ノルウェー合作の映画「春にして君を想う」をDVDで観ました。

 今まで暮らしていたアイスランドの田舎の農場から都会に住む娘一家の元に移った老人ゲイリだが、長い間行き来のなかった父親の突然の来訪は歓迎されず、結局老人ホームに入る事になる。

 しかしそこで幼なじみの老女ステラと出会ったゲイリは、故郷で死にたいと言うステラの希望を叶えるために二人でホームから脱走する。


 物語のあらすじはザッとそんな感じです。

 幻想的な作品だと言う評判を聞いていたので、もっとファンタジックな作品かと思っていたのですけど、幻想的なのは確かですが、基本は死を間近にした老人の孤独と不安な気持ちを生まれ故郷への逃避行という形にして描いた作品でした。

 出だしで少し小津安二郎監督の「東京物語」を連想しました。

 多分若者には理解しづらい作品だと思いますけど、私くらいの年齢になるとしみじみと心打たれる作品だと思います。



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