映画「ハイ・フィデリティ」

 ジョン・キューザック主演の2000年製作の映画「ハイ・フィデリティ」をDVDで観ました。

 ジャンルはラブ・コメディっぽいような事だったので、そういう気持ちで観ましたが、実際には大人になりきるだけの覚悟を持っていない男が、恋人に別れ話を切り出されたことから今までの自分の失恋遍歴を思い浮かべながら、自分自身を見直していく様を描いた作品です。

 シカゴで小さな中古レコード・ショップを経営するロック・オタクのロブ(ジョン・キューザック)は、同棲中の彼女ローラ(イーベン・ヤイレ)に別れ話を持ち出されてうろたえる。

 それを契機にロブは今までの自分の失恋を思い返して、何故自分は失恋したのかを知りたくて昔の恋人達に会ったりするうちに、ローラと真剣に向き合って来なかった事に気が付いていく。


 何だか良く分からない作品だと思って観ていました。劇的な事は何も起こらず淡々と話が進む映画ですが、でも私はそんなにキライなタイプの作品じゃないです。

 脇役でキャサリン・ゼタ=ジョーンズやジャック・ブラック、ティム・ロビンスなどが出演しているのが豪勢でしたね。



映画「ハイ・フィデリティ」

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