映画「静かなる男」

 ジョン・ウェイン、モーリン・オハラ主演、ジョン・フォード監督の1952年製作の映画「静かなる男」をDVDで観ました。

 アイルランド出身のボクサーが、アメリカで試合中に相手のボクサーを殺してしまい、傷心を抱いて故郷に帰る。

 ほとんど廃墟のようだった自分の生家を買い戻して住むが、血の気の多いアイルランドの男達は、彼を立派な人物だと認めつつもケンカも出来ない男と見ている。

 隣人は吝嗇で癖のある大男。

 その妹と恋をして結婚するが、持参金の事でもめて村中を巻き込む大騒動になる。


 なんていう話です。
 
 古き良き時代のアメリカ映画で、アイルランドの美しい山河や風情や習慣がユーモアと愛情を持って描かれていて、牧歌的で大好きな作品です。


 ジョン・ウェインが靴の裏でマッチを擦ってタバコに火をつけたり、ポイっと捨てたりするシーンは今じゃ考えられませんけど、何だか小粋というか大らかな時代のアメリカを感じます。


 
静かなる男

静かなる男

価格:3,591円(税込、送料別)

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