映画「魔法使いの弟子」

 ディズニー映画「魔法使いの弟子」を観ました。

 古の時代、悪の魔法使いモルガナを止めようと善の魔法使いマーリンが立ち上がった戦いで、マーリンの3人の弟子の一人マクシム・ホルヴァート(アルフレッド・モリナ)の裏切りによりマーリンは敗れるが、弟子のバルサザール(ニコラス・ケイジ)に自分の後継者がいつか現れて、モルガナを倒すと予言していく。

 バルサザールは恋人で魔法使いのヴェロニカ(モニカ・ベルッチ)と力を合わせて、モルガナやホルヴァートを封印する事に成功するが、その戦いの最中にヴェロニカはモルガナを自分の体の中に取り込んで、モルガナと共に封印されてしまう。

 それから千年の月日が流れた現代ニューヨークで、バルサザールはマーリンの後継者の少年デイブをついに見つけ出すのだが、デイブははずみでホルヴァートを封印していた壺を開けてしまい・・・。


 いかにもディズニー映画という感じを漂わせているアクション・ファンタジィで、蘇った悪の魔法使いとマーリンの弟子たちとの戦いを描いています。

 この手の映画のお約束通り、冴えない物理オタク大学生に成長したデイブ(ジェイ・バルシェル)が、自分の能力を使いこなせない中で悩みながら、世界を救うために能力を見付け出していく過程がユーモラスに描かれています。

 「パイレーツ・オブ・カリビアン」でヒットを生み出したので、柳の下のどじょうを狙った作品という気もしますけど、まぁ明るく無害なファンタジィですから誰でも楽しめると思います。



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