映画「幻影師アイゼンハイム」をDVDで観ました

 2006年製作の映画「幻影師アイゼンハイム」をDVDで観ました。

 19世紀末のオーストリア・ウィーンで舞台に立つ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)は、際立った才能を発揮して独創的なイリュージョンを見せている天才手品師。

 その評判を伝え聞いたオーストリア皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)は、婚約者の公爵令嬢ソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観に来る。

 しかしアイゼンハイムは、皇太子の命により舞台に立ったソフィの姿を見て驚愕する。何故ならソフィこそ、彼がまだ若いころに恋に落ち身分の違いから仲を引き裂かれた女性だった。

 
 天才的な幻影師と、満たされない人生を歩んできた公爵令嬢の愛を描いた、ミステリアスな要素がいっぱいのラブストーリーです。

 なかなか良く出来た作品で、最後まで引き付けられる作品です。ただアイゼンハイムの行うイリュージョンが大きな要素を占めていますけど、このタネが良く分からなかったですね。

 舞台が19世紀のオーストリアということで、全体的に落ち着いた格調のある作品で、ジェシカ・ビールが良いですね。彼女は「NEXT ‐ネクスト‐」を観たときにはあまり印象に残らなかったけど、こうして観るとなかなか魅力的な女優さんです。

 予想した以上に面白い作品でした。


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