映画「マイマイ新子と千年の魔法」を観ました

 アニメ映画「マイマイ新子と千年の魔法」をDVDで観ました。

 昭和30年の山口防府の田舎町に暮らす小学3年の新子と、東京から転校してきた貴伊子は、千年の昔にこの地に暮らしていた人々を想像して遊んでいた。

 一面いひろがる青い麦畑、小川が流れて、性別や学年を超えて一緒に遊ぶ子供たち。

 一方で並行して描かれる千年前のこの地で暮らす姫は、遊び相手もなく一人で退屈している。そんな折りに同じくらいの歳の少女を見かけるが、彼女には遊ぶ余裕などなく・・・。

 
 昭和30年の田舎の景色では、私はあまり懐かしいと思わないはずなのに、やっぱり広がる景色の美しさと町並み、そしてそこで遊ぶ子供たちの姿は、自分の子供時代と重なるものがあり、懐かしさを感じてしまいました。

 この作品、特に映画の前半部分を観ていて思ったのは何だか昔よくあった文部省推薦のよい子向けの映画みたいだな、というものです。

 全体的に淡々とした流れの中で描かれる少年・少女たちの日常が、そんな雰囲気を感じさせます。

 良い映画だと思いますが、観ていてワクワクするとか、そういうのはあまり感じない作品でした。



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