Dr.パルナサスの鏡

 2009年製作のテリー・ギリアム監督作品「Dr.パルナサスの鏡」をDVDで観ました。

 悪魔と取引した結果永遠の命を持つようになったパルナサス博士(クリストファー・プラマー)は、古臭い移動式劇場でロンドンの町を公演しているが、客は寄り付かずに閑古鳥が鳴いている状態。

 パルナサスが見世物にしている鏡の中に入ると、彼の不思議な夢の世界に入り、観客の選択によって幸せな気持ちになれたりもするが、また悪魔の誘惑によって不幸な目に会ったりもする。

 詐欺が発覚して出資者に追われていたトニー(ヒース・レジャー)は、博士の娘ヴァレンティナ(リリー・コール)に救われ、一緒に旅回りをするうちにパルナサスの鏡の持つ力に気がつくのだが・・・。


 何というか不思議な映画でした。夢の世界を描くとこんな感じになるんでしょうね。物語の筋があるのですけど、今ひとつ分かりづらいと言うか・・・。

 しかしトニーを演じるのはダークナイトで大評判になったヒース・レジャーですけど、ヒース・レジャーの突然の死で完成を危ぶまれたこの作品を、夢の中のトニーをジョニー・デップやジュード・ロウ、コリン・ファレルが演じることで乗り切った上、かえって不思議な世界観が一段と引き立つというのがすごいです。

 怪作ですね。


Dr.パルナサスの鏡 プレミアム・エディション

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価格:4,442円(税込、送料別)

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