映画「遥かなる大地へ」をDVDで観ました

 トム・クルーズとニコール・キッドマン主演の1992年制作の映画「遥かなる大地へ」をDVDで観ました。

 この映画の制作時は夫婦だった主演の二人は、なかなか息が合って良いです。でも大物俳優同士が離婚すると、それからの共演が難しそうですね。


 アイルランドの貧農ジョセフ(トム・クルーズ)が、地代を払わないからと家に火をつけた地主を殺すために地主の邸宅に行くが、ひょんな事から地主のお転婆娘シャノン(ニコール・キッドマン)と二人で土地をタダでくれるというアメリカに逃げるハメになる。

 しかし船が着いたボストンでシャノンが盗難にあい、二人は貧困に喘ぎ、ジョセフはシャノンを妹と偽って暮らしながらも、土地が手に入るというオクラホマに向うために危険な事にも手を染めるのだが・・・。


 開拓時代のアメリカを舞台にした、アイルランド移民の苦難を描いた物語です。

 時にはユーモラスで、時にはシビアで、身分の違いを乗り越えて惹かれあっていく二人がなんだか凛々しい感じです。

 正統的なアメリカの映画っぽくて、予想以上に面白い作品でした。


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