映画「ふたたび swing me again」

 映画「ふたたび swing me again」を観ました。

 神戸で「COOL JAZZ QUINTETTE」というジャズバンドのトランぺッターだった貴島健三郎は、憧れのジャズクラブ「SONE」に出演が決まった直後にハンセン病に冒された事を知る。

 施設に隔離されてから50年、一人息子良雄(陣内孝則)一家の住居に一時的に戻った健三郎(財津一郎)だったが、ハンセン病に対する偏見が今でも残っている中、頑固一徹で口数が少ない健三郎の帰還に貴島家の家族は戸惑う。

 そんな中、健三郎が突然家出をする。

 実は亡くなった妻の墓参りに行く積りだったのだが、それに大学生で孫の大翔(鈴木亮平)が同行することになり、二人は墓参りを済ました後健三郎の昔の仲間を訪ねるために京都・和歌山・名古屋と旅に出る。


 良かったですねぇ・・・。泣いちゃいましたよ。隣で観ていた人も涙をふいていました。

 病と差別に苦しんだ日々。最愛の妻にも生まれた子供にも会えない日々。

 そんな中でも吹き続けたトランペット、そして仲間と約束した「SONE」でのライブ実現。

 財津一郎も良かったけど、大翔を演じた鈴木亮平が自然で良かった。少しぶっきらぼうのような印象の俳優だけど、じいちゃん思いの孫の感じがよく出ていました。



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