映画「きみがぼくを見つけた日」

 2009年製作の映画「きみがぼくを見つけた日」をDVDで観ました。

 6歳のときに母親の運転するクルマの事故が契機となって、タイム・トラベルの能力を得たヘンリー(エリック・バナ)。但しどの時代にタイムトラベルするかも、いつタイムトラベルするかも自分で決めることは出来ない。

 ある日、そんなヘンリーの前に一人の女性クレア(レイチェル・マクアダムス)が現れる。

 ヘンリーには見覚えがないにもかかわらず、ヘンリーを知っているような口ぶりのクレア。彼女と話すうちに、ヘンリーは未来の自分が度々彼女の前に姿を現していることを知る。

 幼いうちにヘンリーと出会い、ヘンリーに恋心を抱くクレアにヘンリーもまた惹かれ、二人はいつしか愛し合うようになるのだが・・・。


 原題の「THE TIME TRAVELER'S WIFE」の方が分かりやすいタイトルですけど、邦訳も味わいがあるにはありますね。

 自分が意図しない時に、いつとも知れぬ過去や未来に丸裸で移動してしまうというタイムトラベラーの苦悩と、それを知りつつ一緒になった女性との愛の物語で、思ったよりも面白い作品でした。

 レイチェル・マクアダムスが18歳位から40過ぎまでを演じています。シャーロック・ホームズに謎めいた女性役で出演していた時にも思ったけど、なかなか表情の良い女優さんですね。




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