映画「BECK」をDVDで観ました。

 人気コミックを原作にした映画「BECK」をDVDで観ました。

 高校でパシリ扱いされながら、毎日を惰性で過ごしている高校生コユキ(佐藤健)は、ふとした事で知り合った帰国子女の天才ギタリスト南竜介(水嶋ヒロ)に感化されギターを習いだす。

 一方でアメリカで超人気バンドのメンバーを親友に持つ竜介は、日本でメジャーになる事を誓い、実力派のベーシスト平(向井理)と明るいムードメーカーのボーカル千葉(桐谷健太)達とBECKというバンドを結成するが、音楽観の違いからメンバーの中からドラマーが抜けてしまう。

 新しいメンバーを加える事を話し合っているその時、ギターを猛練習したコユキとコユキの友人サク(中村蒼)が現れてBECKに加わり、新たにメジャー・デビューを目指すのだが。


 原作は知りませんけど、この映画は気の優しい高校生コユキが音楽の才能に目覚めていく姿を描いた作品になっているように思います。

 ギターもさりながら、コユキは天才ボーカリストという設定で、彼が歌うと聴衆はその歌に引き込まれてしまうのですが、その場面には音が流れてこないというのが良いですね。

 最初に見た場面ではアレッと思いましたが、確かに中途半端な声が出るよりも雰囲気が出てくるように思います。

 ちょっと無謀なストーリーという気もしますけど、ライブの場面はけっこう迫力あったし、観ていて面白かったですね。佐藤健なかなか良いじゃんと思いました。


コメント