映画「西の魔女が死んだ」

 映画「西の魔女が死んだ」をDVDで観ました。

 中学でいじめに会い登校拒否となった少女と、英国人の祖母との触れ合いを描いた作品です。

 日本の山間の田舎で一人暮らしをするおばあちゃん(サチ・パーカー)のところで一緒に暮らすようになるまい(高橋真悠)が、自然と溶け込むように穏やかに暮らすおばあちゃんの影響で、少しずつ生きていく力を得ていく姿を描いています。

 全体的に素直で気分のよい作品ですが、まいが家族と暮らすためにおばあちゃんと別れる場面は、少し切なさもありますね。でも人間は少しずつ後悔を重ねながら、少しずつ成長していくもの、と言うことを感じさせてくれる場面でもあります。

 主役のおばあちゃん役サチ・パーカー(シャーリー・マクレーンの娘さん)が、とても自然な感じで日本語が綺麗です。たぶんこの方は日本語喋れないんじゃないかと思いますけど、セリフとしての日本語でここまで話すと尊敬しちゃいます。

 何か大きな事件が起こる映画ではありませんけど、心が少しだけ豊かになるような作品でした。


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