カウボーイ&エイリアン

 映画「カウボーイ&エイリアン」を観ました。

 開拓時代のアメリカ西部の町に、腹に傷を負い手首に奇妙な腕輪をして記憶をなくしたガンマン(ダニエル・クレイグ)がやってくる。

 金が取れなくなった町は荒んでいて、近在の大牧場主ダラーハイド大佐(ハリソン・フォード)のバカ息子が酒を飲んで乱暴狼藉を働いていたが、ガンマンに喧嘩を売った際に誤って保安官助手を銃で撃ってしまい留置所に囚われ、また記憶を失ったガンマンはお尋ね者のジェイク・ロネガンと分かってこちらも逮捕される。

 夜になって連邦保安官の元に二人が護送されるという時に、ダラーハイド大佐が息子を奪い返しにやってくるが、まさに大佐と保安官の争いとなるかというタイミングで空から現れた奇妙な飛行物体に町が襲われ、町の住人とダラーハイド大佐の息子が拐われていく。銃など歯がたたない中で、ジェイクの左腕に付けられた腕輪は光り出して、飛行物体を撃ち落とす武器に変わる。

 翌朝、大佐と町の人達、ジェイク、そして謎の美女は拐われた人たちの救出に向かうが・・・。


 舞台が西部劇の時代というだけで、まぁ普通の宇宙人侵略物といった感じのSFアクションです。観ていてインディ・ジョーンズみたいと何度か思いました。

 金を奪いに来たという強いのか弱いのか分からないようなエイリアン、好人物なのか悪人なのかハッキリしない大佐と主人公のガンマン。良く訳のわからない謎の美女の正体。

 けっこう生真面目な設定なのにムリがある話で、こういう事が気になる人は気になるんでしょうね。

 私は何も考えずに観ていたので、単純に楽しめました。でも面白かったよ、という事しか言えない類の作品ですね。豪華な出演者のB級SFアクションという感じの作品です。


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