ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

トム・クルーズ主演のアクション映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」をやっと観ました。

 昨年中に観に行くつもりが、鑑賞予定の日に風邪引いて寝込んでいたので、今日までズレてしまいました。


 MIシリーズ4作目となる今回の作品は、核戦争を巻き起こそうと企むテロリストに対して、ロシアのクレムリン爆破事件犯の濡れ衣を着せられたイーサン・ハント(トム・クルーズ)とその仲間が、組織の支援を受けることもなく孤軍奮闘で敵の目的を阻止するために戦う姿を描いています。

 ハッキリ言えば内容はないです。理屈で考えだすと楽しめない類の映画です。

 でも映画を素直に見ていれば、派手なアクションと映像に迫力があるし、スパイたちが使用する小道具は興味深いし、悪役は悪役らしいし、主演のトム・クルーズはこういうアクションをするのにはしんどい年齢になっているはずなのに格好良いし、物語の展開もスピーディーで、やっぱりMIは面白い。

 ドバイの世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」で、高層階の窓の外から違う階に侵入する場面はけっこう緊迫しますが、それでいてユーモアも忘れていないのが良いですね。

 アクションがすごくてもストーリーのバカらしさが気になる映画が多い中で、そんな事を考える間もなく展開していくこの作品は、やっぱりレベルが高いんでしょうね。



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