2012年3月10日土曜日

TIME/タイム

映画「TIME/タイム」を観ました。

興行収入が2週連続で1位と言うことで、初めはあまり気にしていなかった作品だったのですけど、案外と面白いのかな?と思い直して観に行きました。


科学の発達により老化が止められるようになった世界が舞台。遺伝子操作により人間の成長は25年で止められ、それ以降の余命は1年と決められている。但し余命=時間は通貨のように扱われ取引され、裕福な人間は永遠に近い寿命を持ち貧乏人の余命は短い。

工場で働く貧しい青年ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は労働により24時間程度の時間は手に入るが、それ以上は望めない日々を母レイチェル(オリヴィア・ワイルド)と二人で過ごしている。

そんな中で酒場で呑んだくれていた100年以上の余命を持つ男ハミルトン(マット・ボマー)を救ったウィルに、ハミルトンは身体は老化しなくても気持ちは老化すると告げ、自分の時間をウィルに託して死んでいく。

突然裕福になったウィルだったが、ハミルトンから貰った時間をレイチェルに分ける前にレイチェルは余命が切れて死んでしまう。

世の中の不条理に怒りを感じたウィルは住んでいるスラム街を抜けだして富裕層の住む街に向かい、そこで富豪の娘シルビア(アマンダ・セイフライド)と知り合うが、ハミルトンの時間を手に入れたウィルを捕まえようとする管理官に見つかり・・・。


格差が広がっているという現代社会を揶揄するようなSFサスペンスです。後半ちょっと「俺たちに明日はない」みたいな展開になりますけど、こちらの二人は正義感に燃えているのがちょっと違うかな。

25歳で成長が止まる割には、どうみても25歳には見えない人も多いのはご愛嬌ですけど、自分の余命を取引する社会という観点が斬新ではあります。現代でも金がない人間はいますが、こちらの社会は時間切れはそのまま死を意味しますから深刻さが違いますね。

よく考えると深刻なテーマを含んでいますけど、エンターティメントに徹した作品で面白かったです。


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