シャガール展とバレエ「海賊」

今日は梅雨の晴れ間がのぞいた日。日本橋高島屋で開催されている「シャガール 愛をめぐる追想」展に行きました。


油彩は比較的少なくて、リトグラフが多かったような印象です。

人が空を飛んでいたり、雄鶏や一見すると竜のように見える馬が描かれていたり、花嫁・花婿が描かれているシャガールらしい幻想的な作品が多くて、更に絵画の横に置かれている解説が充実していて楽しめる展覧会でした。

それに昔よりも展覧会に行く人が減っているのか、ゆったりと見ていられるのが有りがたかったです。

シャガールって97歳まで生きていたんですね。しかもユダヤ人の彼はけっこう苦労も多かったようで、そういう人となりを知ったのも良かった。


シャガール展を見た後で、天丼の「金子半之助」に行きました。

なかなか豪勢な天丼が880円。味噌汁が100円。安い!美味しい!

しかし1時間半待ちました。いつも混んでいるみたい。値段と味を考えれば混んでいるのは仕方がないけど、待つだけの余裕がない時はきついですね。


そして今日のメイン・イベントは熊川哲也のKバレエカンパニーの「海賊」です。


上野の東京文化会館での公演で、人気のある熊川哲也が出演しているということで満席だったようです。

彼の役は主人公という訳ではないのですが、やはり彼のバレエに対しては拍手が全く違いました。

しかしバレエを見るといつも思いますけど、簡単そうに見えてよく見ると実にキツそうです。そして飛び上がった時の滞空時間が熊川哲也に限らず出演者の皆さん長いですね。人間業とは思えない迫力がありました。

あらすじは特に事前の知識がなくても理解出来るシンプルなものです。

S席で料金が18千円。けっして安くはないけど楽しめる公演でした。舞台を見ると多少高くても仕方がないかな、と思わせてくれます。熊川哲也はなかなかのエンターティナーですね。

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