尾張徳川家の至宝展。そして大鵬さんが亡くなる

 両国の江戸東京博物館に「尾張徳川家の至宝」展を観に行きました。

 名古屋にある徳川美術館が所蔵する、尾張徳川家ゆかりの様々な大名道具や書画などを中心に展示してあります。展示物は武具を始めとして保存状態が良い物が多く、またそれ程混んでいないのでゆったりと見学出来ました。

 正直言って展示物の良し悪しなど分かりませんけど、歴史の重みみたいなものは何となく感じられます。尾張徳川家所蔵の刀剣類が多く展示されていましたが、国宝や重要文化財になっている物とそうでないものとの違いって何なのでしょうか。ちょっとそんな事も思いました。

 今回の展覧会の目玉の一つ、将軍家光の長女千代姫が尾張徳川家二代光友に嫁いだ際に持参した嫁入り道具の国宝「初音の調度」の蒔絵の貝桶がキレイでした。和歌の文字が桶の絵柄の中に埋め込まれていますが、保存状態が良いので良くわかります。


 昭和の大横綱大鵬こと納谷幸喜さんが、本日享年72歳で亡くなりました。これで昭和を代表する方がまた一人いなくなってしまった。

 巨人・大鵬・卵焼き。大鵬関が全盛だった頃、子供が大好きなものの例えとして言われた言葉です。今もこれからも、ここまで慕われる人はいないでしょう。本当に残念だし寂しいです。 


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