映画「テッド」

 映画「テッド」を観ました。

 映画公開前の評判は決して高くなかったと思いますけど、興行成績1位を続けているコメディ映画です。

 友人がいなかった孤独な少年ジョンは、両親からのクリスマス・プレゼントのお腹を押すと「だいすき・・・」と話すテディベアが気に入り、テディベアが本当に話せるようになって欲しいと祈る。何故かその願いが通じて、ぬいぐるみのテディベアに魂が宿り、ジョンとテディベア(テッド)は唯一無二の親友となる。

 生きているようなテッドはアメリカ中の評判となり人気者となるが、そんな人気はいつまでも続かず・・・。そして27年の月日が流れて、ジョン(マーク・ウォールバーグ)は35歳の中年男性になっていた。しかし中年になってもジョンとテッドは親友同士。二人でソファにくつろいで、下品な冗談に笑い転げる日々を過ごし、そんな大人になりきれないジョンを、ジョンの恋人ロリー(ミラ・クニス)は諌めるのだが・・・。

 内容的には家族向けのテーマのように思いますけど、何かと品のないジョークで作られた映画で、お子様向けではないのが残念。その分笑えます。正直言って別にR15指定の必要もないような気もしますけどね。

 こういう品のないアメリカン・ジョークの映画は日本ではヒットしないように思いますけど、ともかく下品でエッチで案外とキュートなテッドが可笑しい。一緒に観に行った家内は横で大笑いしていました。

 歴史に残るような映画じゃないと思います。出演者はけっこう揃っているけど内容的にはB級映画だと思うけど、ヒットする理由が分かるような気がします。面白かった。



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