「国宝 大神社展」

 東京国立博物館で開催中の「国宝 大神社展」を観に行きました。

 先週の上野はGWと言うことも有って混んでいましたが、今日は天気も悪いし先週とは雲泥の差でした。但し西洋美術館の「ラファエロ展」は先週と変わらない混雑ぶりに見えました。人気あるんですね。

 大神社展は然程混んでいませんでした。

 丁度開場する頃に着いたので、入場する時は少し並びましたけど、いつもの展覧会だともっと混んでいる感じです。でも中身はなかなか濃くて、面白い展覧会でしたね。

 国宝や重要文化財が数多く展示されていて、見る機会が中々ないような物が多かったと思います。あまり混雑していないので、じっくりと見学が出来て良かったですね。

 お寺には仏像があってよく見かけますが、神社に神像があるかどうかよく知らないし、実際に神社で神像を見た記憶というのは殆どありません。そもそも神様の像というと、大黒様とか恵比寿様とか七福神くらいしか思い浮かびませんけど、この展覧会では神社に納められている神像がいくつか展示されていました。神社のご神体というと人間の形をしていないものが多い印象ですから、意外と知らないものですね。

  古事記や日本書紀の写本も珍しい気がしましたが、私は春日大社の使いである鹿をかたどった金銅製の「春日神鹿御正体」という鹿の像が良かった。ちょっと「もののけ姫」を連想しました。


  こういう日本古来のものを展示する展覧会を見ると日本人であることに誇りを感じます。素晴らしかったです。  

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