谷文晁展

 六本木のサントリー美術館に谷文晁展を観に行きました。

 10数年前なら谷文晁の名前など知らなかったと思いますけど、やっぱり「何でも鑑定団」の影響ですかね。洋画は好きだけど日本画には興味がなかったのが、最近では日本画も良いなぁと思います。

 今回の谷文晁展、山水画がとても良かったですね。 谷文晁という方は作風が時代によって変化しているようですけど、特に山水画に味わいを感じました。


 しかしああいう中国の風景は、風情がありますねぇ。

 正直言って今の中国人を見ていると、どうも尊敬出来る人達という感じがしませんが、そうは言っても歴史の厚みが違うというか、文化的に大きなものがあって、日本にも大きな影響を与えていて、そういうところから日本画の名作が生まれて今日まで残って私達に感動を与えてくれる。

 そんな事を谷文晁の山水画を見ながら思いました。中国の山水の名画も見てみたいですね。



コメント