映画「スマイル、アゲイン」

 映画「スマイル、アゲイン」を観ました。

 セルテック(中村俊輔がプレーしたスコットランドのサッカーチーム)でキングと呼ばれていた名プレイヤーのジョージ・ドライヤー(ジェラルド・バトラー)は、怪我が原因で引退、その後は生活が乱れていたが心機一転、元妻のステイシー(ジェシカ・ビール)と息子ルイス(ノア・ロマックス)が暮らしているアメリカに移ってくる。

 しかし職は見つからず、ルイスは自分にあまり懐かず、ステイシーは同棲中の男性との結婚を間近に控えている。

 そうした中で、ふとしたきっかけからルイスが所属している少年サッカーチームのコーチをする事になってしまったジョージは、メンバーの母親たちの関心を集めるが、ジョージのだらしない姿にルイスは反感を持つ。


 父と子、家族の再生を主題にしたヒューマン・ストーリーですが、映画を観る前に何となく思っていたよりもユーモラスで、面白い作品でした。

 ジェラルド・バトラーが、それはちょっと違うだろうと思うような、少し情けない父親を好演しています。彼の周りに集まる母親軍団にキャサリン・ゼタ・ジョーンズやユマ・サーマンなどが出演していて、案外と豪華な出演者ですね。

 感動的な話という実感はありませんでしたが、こういう映画は私の好みなので楽しめました。




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