東京都美術館に「ターナー展」を観に行きました。
英国の風景画の巨匠ですが、日本での知名度は印象派の画家と比べてそれほど高くないと思います。巨匠の展覧会のわりには然程混んではいませんでした。
でも中身の濃い展覧会だったと思います。巨匠の生涯を網羅するような展示作品の質で、水彩画が比較的多かったような気がしますが、油彩の作品も粒ぞろいと言う気がしました。
私はローマの将軍レグルスの逸話から描かれた作品が、逸話を読んだせいもあって実に印象深かったです。
それにしても風景画家というのは、晩年になると形態がはっきりしない絵を描くようになるのが不思議ですね。初期の頃はコローに通じるような作品のターナーも、晩年の作品は モネのような色彩が溢れた作品が多くなって、近代絵画の始まりの人という印象を受けました。
英国の風景画の巨匠ですが、日本での知名度は印象派の画家と比べてそれほど高くないと思います。巨匠の展覧会のわりには然程混んではいませんでした。
でも中身の濃い展覧会だったと思います。巨匠の生涯を網羅するような展示作品の質で、水彩画が比較的多かったような気がしますが、油彩の作品も粒ぞろいと言う気がしました。
私はローマの将軍レグルスの逸話から描かれた作品が、逸話を読んだせいもあって実に印象深かったです。
それにしても風景画家というのは、晩年になると形態がはっきりしない絵を描くようになるのが不思議ですね。初期の頃はコローに通じるような作品のターナーも、晩年の作品は モネのような色彩が溢れた作品が多くなって、近代絵画の始まりの人という印象を受けました。
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