ベルサイユのばら オスカル編

 東京宝塚劇場に宝塚宙組公演「ベルサイユのばら -オスカル編-」を観に行きました。

 宝塚のベルサイユのばらも色々なバージョンがあって、また同じ作品でも微妙にシーンを変えているような気がしますが、この作品はオスカルの誕生から彼女の死までを描いていて、なかなか斬新といえば斬新な構成でした。しかし準主役のアンドレの出番が少なかったですね。それにマリー・アントワネットもフェルゼンも全く姿を表しませんでした。

 また一緒に観た家内の意見では、時系列が原作と違っていて気になったようです。原作を知らない私は何も思いませんでしたが・・・。

 第一部はペガサスに乗ったオスカルのシーンで終りますが、舞台の上にペガサスが出てくるとオーっと思うとともに少し笑ってしまいます。でもペガサスは以前観た時よりもそれっぽい感じがしました。見る場所、席にもよるのかな。

 ベルバラ、中でも男装の麗人オスカルが主人公の作品は宝塚歌劇の作品の中でも一番宝塚らしさを感じさせてくれると思います。しかしこの作品はいい意味でマンネリ化している宝塚の舞台を少し変えたようで、個人的にはあまり変えない方が良いように思いました。



コメント