映画「トランスフォーマー/ロストエイジ」

 映画「トランスフォーマー/ロストエイジ」を観ました。

 シリーズ4作目ですが、出演者も変えて始まった新シリーズ。金属生命体トランスフォーマーのオートボットが人類と組んで、地球を奪おうとするディセプティコンの首領メガトロンを倒してから4年が経ち、人類はオートボットとの同盟を破棄してCIA主導のもと特殊部隊「墓場の風」を編成してオートボットを人類の敵として追っていた。

 そうした中でテキサスのへっぽこ発明家ケイド(マーク・ウォールバーグ)は、寂れた映画館の解体作業で手に入れた古いトラックの整備をしようとするが、そのトラックこそCIAと協力してオートボットを狩るディセプティコンのロックダウンに傷を負わされ身を隠していたオートボットのリーダー、オプティマスだった。

 オプティマスがケイドの元にいることを察知したCIA高官アッティンジャーは「墓場の風」を送り込む。


 ほぼ途切れることのないCGを駆使した派手なアクションSFで、3時間近い作品が長く感じませんでした。内容的には問答無用といった感じで、何だか良くわからない話というか展開というか、やりたい放題の映画です。

 シチュエーションはまずまずだけど、オートボットが追われる状況に至った背景が今ひとつピンと来ないし、創造主に遣わされたというロックダウンも説明があまりないし、事件の黒幕的存在の大企業KSIの描き方も中途半端です。

 流れに任せて観ている分には面白いですけど、理屈を考えだすとNGですね。でもCGはすごかったです。





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