「日本国宝展」を観に行きました

 東京国立博物館に「日本国宝展」を観に行きました。

 混んでいたねぇ・・・。着いたのが9:40頃だったこともありましたが、入るのに70分待ちとかで、実際にそれくらい待ったようです。これだけ並んで入ったのは久しぶりでした。

 今回の目玉は「漢委奴国王」と刻まれた「金印」と5体の国宝が勢ぞろいした土偶です。

 「金印」は予想外の小ささに驚きました。あの大きさがかえってすごいと思いました。金印を間近で見るのには並ばないといけませんが、少し距離を置くのなら並ばなくても見えます。本物を見たという記憶が大切ですが、細部はどのみち良く見えないだろうと。私自身は並ばずに見ました。距離は少しあるけど、他人をあまり気にせずによく見えたような気がします。

 土偶は縄文時代のもの、今から4千年以上も前のものが、ああいう風に残っている事自体がすごいことです。


 また案外と騒がれていませんし、以前にもどこかで見たかもしれませんが、法隆寺の玉虫厨子が私はやっぱり気になりました。仏教説話が四面にそれぞれ描かれていて、往時の輝きはさすがに見えないにしても、格調の高さは立派です。

 こういう展覧会を見ると、日本は本当に歴史と文化を大切にするすごい国だなと思います。




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