みちのくの仏像展

 東京国立博物館に「みちのくの仏像」展を観に行きました。

 国立博物館で開催されるこういった展覧会では珍しく、それ程会場内が混んではいませんでした。まぁ展示された仏像はそれ程多くはありませんので、すぐに見終わってしまいますが・・・。

 目玉は山形の慈恩寺の十二神将立像(重要文化財)のうちの4体と、国宝の福島・勝常寺の薬師如来坐像および両脇侍立像になりますでしょうか。もちろん今回展示された仏像はどれもありがたいもので、思わず手を合わせてしまいます。円空仏も味わいがあって良かった。

 鎌倉時代の作だという十二神将立像は迫力がいっぱいで、本当に木彫なんでしょうか、力強さにあふれています。私は奈良の新薬師寺の十二神将が好きですが、今日見た4体の十二神将立像も素晴らしかったですね。

 こういう展覧会に行って仏像を拝むと、そのお寺さんに行きたい気持ちになりますけど、お寺ではよく見えないんですよね。そういう意味では展覧会も悪くないですね。


 コンパクトだけどなかなか良かったです。





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