宝塚歌劇「ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-」

 東京宝塚劇場に宝塚雪組公演「ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!- / ファンシー・ガイ!」を観に行きました。雪組の新しいトップスター早霧せいなの東京宝塚劇場お披露目公演となる舞台です。

 原作はあまりに有名なコミックだし、主人公も宝塚のヒーロー的な人物ではないので、宝塚の作品にするのはどうなんだろう?とは思いましたが、まぁコミカルな舞台で気軽に楽しめます。世界観が確立されている作品なので演出には限界があるのでしょう、惚れた腫れたといった部分はあまりないですね。

 お話はベルサイユ宮殿に展示されている「マリー・アントワネットの首飾り」を盗もうとしたルパン三世たちが、フランス革命前夜のベルサイユにタイムスリップしてしまい、宮廷で孤立している王妃マリー・アントワネットとルパンが出会って惹かれ合うというような物語。荒唐無稽でバカらしいけど、それなりに楽しめる作品でした。


 ショーの「ファンシー・ガイ!」は絢爛豪華ではないけど、普通に宝塚らしい演出で良かった。たまにショーを観ていると妙に眠くなる時がありますが、そういうこともなく普通に観劇できました。



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