2015年12月13日日曜日

劇場版 MOZU

映画「劇場版 MOZU」を観ました。

逢坂剛の原作小説も読まず、テレビ化されたドラマも観ずに、どんな話かも知らずに何の先入観も予備知識もない状態で観たサイコ・サスペンス風のミステリィ映画。TVドラマの劇場版って、大抵はドラマを観ていないと良く分からないというのが多いのですが、まぁこの作品もおそらくそうだと思います。

主人公はおそらく西島秀俊が演じる刑事の倉木でしょうが、家族を劇的な事件で失った結果、警察官らしいこともせずに飲んだくれている。そんな中高層ビルで発生したテロ事件。

銃を乱射する犯人グループの狙いは、実は別の場所でペナム共和国籍の少女を誘拐することだったが、たまたまその現場に居合わせた倉木に誘拐を阻止される。

これを皮切りに事件の黒幕が計画した悪夢に倉木は引き込まれていく。






勝手にこんな風な物語かな?と想いながら観ましたが、概ね合っているんじゃないかという気がします。

主要な登場人物が多くて、筋書きも複雑そうな物語を2時間程度にまとめるのですから、相当の力技が使われていて全体的に唐突に物語が進んでいきます。

もう有無を言わせない感じ。当然ながら矛盾も多いのですが、そういうことを考えないで観ていられれば、それなりに面白い作品なんだろうと思います。

ただこういう陰謀物でいつも釈然としないのは、やっぱり悪の組織の構成員が自分にとって利がないことに無条件に従うことですね。

松坂桃李演じる殺人狂のテロリストは、そもそも頭がおかしいので分かるけど、宗教のようなものが絡むかもっとはっきりした洗脳がないと、末端の構成員も人間ですから、なかなかいつまでも無謀なことに付き合わないと思いますけどね。

それと登場する人物が簡単に死んだり、逆に異常に不死身だったりしてすごいね。

映画を観た後で少々消化不良となったのは、やっぱり原作を知らないからだろうと思います。



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