「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」

 六本木の国立新美術館に「「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」」を観に行きました。

 倉敷市にある大原美術館が所蔵する美術品の名品を、東京で鑑賞できるという展覧会です。目玉作品はエル・グレコの「受胎告知」とモネの「睡蓮」になるのでしょうか。

 でもこれだけの作品を東京で展示して、この間倉敷の大原美術館を見学に行った人たちは残念ですよね。

 大原美術館には今から40年以上も前に一度行ったきりですが、何となく西洋の近代絵画の名品が展示されていたような印象があります。「受胎告知」は別として、他にはあまり強い印象を受けなかったのでしょうが、今回の展覧会は西洋近代美術を始めとして、日本近代美術や民芸、エジプト・オリエント・東洋の古代美術、戦後美術と現代美術などの大原美術館のすべての部門を網羅したものになっているようです。

 近代絵画などでは同じアーチストの作品を複数展示していないみたいで、この画家はこの作品というような展示だったように思います。


 展示室は意外と空いている感じがして、展示内容の割には見やすい展覧会でした。4月4日までだから、もうじき終わってしまうのですね。





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