マリー・アントワネット展を観に行く

 六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されている「マリー・アントワネット展」を、家内と観に行きました。

 フランス革命で処刑されたマリー・アントワネットの生涯を、当時の絵画や風俗、マリー・アントワネットが愛用した衣服やヴェルサイユ宮殿で使用していたという食器類・家具などを通して描き出した展覧会です。

 オーストリアから嫁いだ若いお姫様のマリー・アントワネットが王妃となり母となり、上流階級のファッションリーダーとなっていく事を初めは好意的に見ていたフランスの民衆が、いつしか民衆の困窮をよそに贅沢な生活をしているわがままな女性として憎悪の対象としていく様が、何となく分かるような展示になっています。

 展示は絵画が多いのですが、マリー・アントワネットの過ごした部屋の様子を原寸大で再現した展示や、ヴェルサイユにあったという図書室を当時の設計図などをもとに3Dで再現した展示などもあって興味深かったですね。

 正直言えば私はマリー・アントワネットに然程の興味があったわけではないので、家内の付き合いで出かけたようなところもありますけど、テーマもハッキリしているし、予想していた以上に面白い展覧会でした。







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