横浜の神奈川芸術劇場ホールに宝塚宙組公演「双頭の鷲」を観に行きました。
フランスの芸術家ジャン・コクトーの戯曲をミュージカル化した舞台で、今回の公演では主人公の無政府主義者スタニスラス役は専科の轟悠が演じています。
婚礼の直後に夫をテロリストに刺殺された王妃は、10年目の命日を国王との思い出の地である古城で一人静かに過ごそうとしていた。しかし突然の銃声と共に、開け放たれていた窓から一人の男が部屋に転がり込んでくる。
銃に撃たれ負傷した男は亡き夫にそっくりな風貌で、王妃は驚くとともに男を手当しようとするが、王妃を案じて部屋に来た侍女は、かつて王家を誹謗する詩を発表したテロリストの詩人が、王妃暗殺を狙って城に忍び込んだ事を王妃に告げる。
王亡き後の10年間を、王太后との軋轢の中で心を殺して生きてきた王妃は、自分を狙う暗殺者に心惹かれてしまうが・・・。
本来の戯曲がどんな作品かは知りませんけど、上手く宝塚的なミュージカルに仕上げていたと思います。
専科の人が主役を演じるのはどうなんだろうという気がしますが、しかし流石に轟悠は上手いな。この作品は彼女に合っていましたね。
また、王妃を演じた宙組トップ娘役の実咲凜音が、轟さんに貫禄負けしないで堂々としていたのが中々でした。
物語の実質的な主人公は王妃の方ですし、王妃らしさを上手に表現した演技だったように思います。
フランスの芸術家ジャン・コクトーの戯曲をミュージカル化した舞台で、今回の公演では主人公の無政府主義者スタニスラス役は専科の轟悠が演じています。
婚礼の直後に夫をテロリストに刺殺された王妃は、10年目の命日を国王との思い出の地である古城で一人静かに過ごそうとしていた。しかし突然の銃声と共に、開け放たれていた窓から一人の男が部屋に転がり込んでくる。
銃に撃たれ負傷した男は亡き夫にそっくりな風貌で、王妃は驚くとともに男を手当しようとするが、王妃を案じて部屋に来た侍女は、かつて王家を誹謗する詩を発表したテロリストの詩人が、王妃暗殺を狙って城に忍び込んだ事を王妃に告げる。
王亡き後の10年間を、王太后との軋轢の中で心を殺して生きてきた王妃は、自分を狙う暗殺者に心惹かれてしまうが・・・。
本来の戯曲がどんな作品かは知りませんけど、上手く宝塚的なミュージカルに仕上げていたと思います。
専科の人が主役を演じるのはどうなんだろうという気がしますが、しかし流石に轟悠は上手いな。この作品は彼女に合っていましたね。
また、王妃を演じた宙組トップ娘役の実咲凜音が、轟さんに貫禄負けしないで堂々としていたのが中々でした。
物語の実質的な主人公は王妃の方ですし、王妃らしさを上手に表現した演技だったように思います。
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