宝塚花組公演「雪華抄/金色の砂漠」

 東京宝塚劇場に宝塚花組公演「雪華抄/金色の砂漠」を観に行きました。

 「雪華抄」は華やかな和風のショーで、東京で新春最初の宝塚観劇というのにはピッタリの舞台です。関西では年末に披露されていると言うので、必ずしも新春用というわけではないのかもしれませんが、個人的にはそんな風に受け止めてしまいます。

 暗い中で照明が点くとパァっと鮮やかな舞台が現れるのは、なかなか見事なものです。

 「金色の砂漠」は砂漠の中にある王国の王女と奴隷との禁じられた恋を描いたミュージカルで、どこかで聞いたことがあるような物語です。

 観るまでは、どこかの旅の王子が捕らえられて奴隷になったのかと思っていましたが、この王国では王家の血を引く娘には男の、息子には女の奴隷をお付きの奴隷とする慣習があり・・・という設定になっていて、王女と生まれながらの奴隷との恋?ここが少々不自然な物語になっているような気がします。

 宝塚オリジナルの物語らしい設定ですけど、主人公二人の性格も含め、あまり感情移入がしずらいお話でしたね。






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