宝塚花組公演「邪馬台国の風」

東京宝塚劇場に宝塚花組公演「邪馬台国の風/レビュー・ファンタスティーク『Santé!!』」を、家内と一緒に観に行きました。

「邪馬台国の風」はタイトルから想像する通り、邪馬台国の女王として君臨した卑弥呼を中心にした歴史ファンタジーです。

新しい巫女として邪馬台国に向かう道の途中で邪馬台国と対立する狗奴国の兵に襲われた娘マナ(仙名彩世)を救った青年タケヒコ(明日海りお)は、マナが運命の女性と知り邪馬台国の戦士となるが、タケヒコがマナと再会した時、マナは邪馬台国の大巫女にして新しい女王の卑弥呼となり、タケヒコには手の届かない存在になっていた。

家内の話では、この作品の評判はイマイチということで、そんな気持ちで観たのですけど、言われているほど悪い作品とは思いませんでした。

個人的には宝塚歌劇の作品の中では、真ん中よりも上の部類に入ると思いました。

舞台が神秘に包まれた古代日本の話ですから、如何ようにもなる話だと思いますが、案外と物語に破綻がなく納得できる話だったと思います。


ショーの「Santé!!」は乾杯という意味のフランス語だそうですが、全体的に明るくてキラキラした印象のショーでした。

ショーで使われている曲も懐かしい歌謡曲をジャズ風に編曲したりして、親しみやすい印象を受けました。





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